きのこたけのこ戦争
暑くてじめじめした日が続いているためか、フィールドワーク先の山はきのこ派に侵略されております。
白いのは全部きのこ。
びっちりきのこ。
写真ではわかりにくいのですが、山肌に手のひら弱の生白いきのこがわらわらしていてなかなか不気味な光景です。
ニホンザルは種類によってはきのこも食べますが、今大発生しているものはあまりお気に召さなかったみたいです。食べられた形跡があまりありません。
未知のきのこに果敢に挑む子ザル。こちらのきのこはいい匂いがしたもののかたそうでした。
白いきのこのほうも、摘んでは割いてにおいをかいでーということを繰り返していました。が、口に運んでもほとんど口から出していました。
食べられなさそう、とわかっていても諦められない悲しさが伝わってきます。
あんまりいい加減なことばっかり書いていると怒られそうなので、先日セミナーで聞いたお話をば。
キノコを食べる前に、割いてにおいをかいでーというのは「検査行動」で、ある程度は予備知識で食べられるかどうか判断して、ある程度は食べてみて毒かどうか判断しているのではないか、とのことです。
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/research/meetings/2013/20130608/abstract.html
わたしはたけのこ派です。